いつ読んでも面白い名作漫画!プラネテス 

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うぇい!T-LIONです!サブカルジャンキーぶろぐ第一弾は、幸村誠先生の漫画『プラネテス』を紹介していこうと思います!漫画好きの方はご存じかもしれませんが、漫画史に燦然と輝くSFの名作です!

出典:プラネテス 講談社コミックプラス

表紙に載っている主人公のハチマキは、普段スペースデブリ(宇宙ゴミ)の回収業をやっているサラリーマン。時代は現在の2024年よりも少し先の未来2070年代を舞台にした宇宙マンガです。宇宙マンガというと『宇宙兄弟』や『MOONLITE MILE』,『シドニアの騎士』等、よく題材にされるジャンルなので割ととっつきやすい部類ですね。

しかし! この漫画、最初の方こそ割と宇宙もので読みやすいかなーと思って読み進められますが、巻数を重ねるごとに深層心理の奥、人間の本質は何なのかを読者に問うてくるのです!全4巻なので読みやすいんですが、20代前半で初めて読んだときは感情を処うまく理しきれず、ひとりだけ4次元空間の海を漂うような不思議な気分になってしまい、何回も読み返しましたが全てを理解することはできませんでした。ですが、久々にこのブログを書くにあたって読み直したところ、もう夢中になってしまい、夕方の6時から読み始めて夜中の12時を回ってもそれでも読み続けてしまってブログの更新が遅れてしまいました。そのくらい素晴らしいマンガなんですよ!!(くわっ!)

この漫画、アニメ化もされてメジャーといえばそうなんですが、私の周りで知る人が少ない(´;ω;`)なんでじゃー!ということで今回初投稿にこの漫画の素晴らしさを広めたいがための初投稿になります。v( ̄Д ̄)v イエイ ここでは登場人物の魅力をお伝えすることでマンガ本編に興味を持っていただければと思います。

キャラクターの魅力

まずこれがマンガには一番大事でしょう!主人公のハチマキはじめ、同じクルーのフィー、ユーリ、タナベはじめ、登場人物全員個性があって魅力的!今作は名言がありすぎて絞れないので、それぞれキャラクターの名言をかいつまんで紹介します。

フィーの名言

『はっはーーっ!ジャストミートッ!』

引用:プラネテス1巻より

ハチマキと同じデブリ回収船に載るフィー姉さんである。おわかりいただけるだろうか。喫煙者のフィーはことあるごとに宇宙防衛戦線と名乗る集団のテロにより喫煙スペースを破壊、制限され、遠く離れた喫煙スペースまで出向いてもテロ犯と出くわし、爆破テロの巻き添えになる寸前まで陥る。(禁煙10年目の私も吸いたくなる描写が多々ある)しまいにはそのテロ集団が宇宙ステーションに衛星をぶつけてスペースデブリを発生させようとする。とうとう堪忍袋の緒が切れたフィー姉さんは自分が乗った回収船ごと衛星に体当たりする。それにより宇宙ステーションは衝突を逃れ、宇宙空間はデブリの海とならずに済んだ。

おわかりいただけただろうか。自分が乗った回収船を体当たりさせたときに発した言葉である。最高、フィー姉さん。タバコ吸いてぇ。

・ロックスミスの名言

『君のその愛が彼の心をとらえた事などないのだよ』

引用:プラネテス4巻より
引用:プラネテス4巻より

ロックスミス氏はハチマキが後に乗ることになる木製調査船の責任者。他人の死には動じない淡白な人間だが宇宙にかける情熱は誰よりもある、冷静と情熱のはざま人間。上のセリフはロックスミスの研究所の後輩ヤマガタ(日本人エンジニアすげー(T_T))の妹が、兄を実験中の事故で亡くし、その責任を追及しているコマ。ヤマガタはロックスミスも一目置いていた存在。そんな兄想いな妹にぶつけたセリフが2枚目のコマ。この淡白で人間に興味なさそうな顔が良い👍まぁしかしそれで済ますような浅い漫画ではなく、詳細は本編を見てしかるべし。私はロックスミス大好き。上司にはしたくないが。

・おいたんの名言

『オレとこの世界と狂ってるのはどっちだ?』

おいたんと言ってもジェシーおいたんではない(年齢ばれそう)。フィー姉さんのおじさんである。

引用:プラネテス4巻より

もう面倒なので詳しい説明は省きますが、何も悪いことはしていないのに世間から村八分にされ理不尽に家を燃やされ怒るおいたん。日本に住みながら特に不自由なく暮らす私もセリフのように思う時があります。贅沢ですかね。特に10代なら誰でも抱きそうな感情を人種、世代、カルチャーを違和感なくクロスオーバーさせる幸村誠先生の手腕が光る描写です!!

・ハチマキのセリフ

『愛し合うことだけはどうしてもやめられないんだ』]

引用:プラネテス4巻より

最後は主人公ハチマキが木星を背にして言うこのセリフ。一見クサいどこにでもあるセリフだとおもいますよねぇ~?そう思いましたよね?はい、私は思いました。しかし、これがこのマンガ最後の(正確にはひとつ前)ページで、かつほぼ真っ暗な空間で小さい光があるところを背景にして言う事に意味があります。結局人は孤独である、しかし孤独の中でも光がないと耐えられない。その光とは何か。そう!あえていおう、愛であると!じー〇じお〇! なんだかんだでこの漫画、というか人生のテーマはコレです!愛と金!間違っていないですよね幸村先生!!!

終わりに

いやーというわけでぶろぐ第一弾は漫画プラネテスをお届けしました。少しでも興味が湧いた方はAmazonやマンガアプリでご覧になられてください。ちなみにアニメ化もされており、内容やキャラ設定が多少変更されていますがこちらも傑作です。是非。ではまた!

コメント

  1. playrock より:

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