どうも~playrockです!前回は私が積立を行っているS&P500およびオルカンについてご説明しました。そちらがメインですが私は、つみたて投資枠とは別で成長投資枠で i Free NEXTインド株インデックスファンドというものに投資しています。
なぜ私がS&P500だけでなくインド株にも投資しているかというと、いくつか理由があります。そもそもインドはカレーの国とか衛生的に良くない、発展途上のイメージがあると思います。ところがどっこい!インドはそのイメージを覆すポテンシャルを秘めた超大国なのですよ😀ここではそのインドの経済とそれに伴うインド株の投資信託を紹介していきます。
インド経済について
インドは世界で最も成長が期待されている経済の一つで、以下のような特徴があります。
1. 高成長率
- 近年のGDP成長率は6〜8%で推移しており、世界でも高水準。特に2014年5月に成立したモディ政権は、インドが当時直面していた最大の経済問題であったスタグフレーション(不況下の物価上昇)を短期間で解決して、現在も在任中でインフラ整備など経済政策を強化させている。
- 2030年代にはGDP規模で世界3位(米・中に次ぐ)になると予測されている。
2. 若い人口と労働力
- 人口は約14億人で、中国を抜き世界1位。
- 平均年齢は約28歳と若く、労働力供給が豊富(日本は約49歳)。
- IT・製造業の成長を支える原動力になっている。
3. デジタル化と技術革新
- UPI(統一決済インターフェース)によるキャッシュレス決済が普及。
- ソフトウェア・ITサービス産業が強く、米シリコンバレーのCEOにインド出身者が多い(Google、Microsoftなど)。
- 半導体やEV関連分野でも政府が支援し、製造業の強化を進めている。
4. インフラ整備と投資
- モディ政権の政策で道路・鉄道・電力・通信の整備が進行。
- 外国直接投資(FDI)も増加中。アップル、アマゾン、テスラなどの米国企業を誘致しており、今後も期待大。
5. 課題
- インフレとルピー安のリスク。ドル通貨やその他世界経済の影響を受けて上下しやすい。
- 貧富の差が大きく、カースト制度も未だに残っている(富裕層と貧困層の格差)。
- 官僚制度の複雑さや汚職問題があり、経済成長の妨げになっている。
新NISAで投資できるインドの投資信託
さて、インドの経済情勢について多少の理解を得たと思いますが、ここから本題で、新NISAで購入可能なインド関連の投資信託をいくつか紹介したいと思います。今までは信託報酬が高めのアクティブファンドが占めていましたが、現在はインデックスファンドも増えて信託報酬が低めの投信もあり、かなり幅広く投資ができるようになっています。(信託報酬は利益がマイナスの時期でも同じ割合で差っ引かれるため、なるべく低い商品を選んだ方が良いです)
インドの主要な株価指数
日本の「日経225」、アメリカの「S&P500」に相当するインドの代表的な指数は以下の2つです。
指数名 | 概要 |
---|---|
Nifty50 | インドの代表的な大型株50銘柄で構成される指数 |
SENSEX(BSE30) | ボンベイ証券取引所(BSE)の30銘柄で構成される指数 |
1. 主要なインデックスファンド
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(MSCIエマージング・マーケット・インデックス連動)
→ 中国や台湾など、新興国全体に投資だが、インド比率が20%以上で実質インド多め。 - iFreeNEXT インド株インデックス(Nifty50連動)
→ インドを代表する企業50銘柄に投資。信託報酬は0.45%ほど。わたくしplayrockがこの投信を利用しています。そしてGENZAI大幅なマイナスです!!!(´;ω;`) - 野村インド株投資(SENSEX指数連動)
→ インドの上位30銘柄に分散投資。上記の銘柄とほぼ似た動きをしています。
2. アクティブファンド
- HSBC インドオープン
→ インドの成長企業を厳選するアクティブファンド。インドを代表するIT、金融、消費財、エネルギーなどの成長企業に投資しており、モディ政権下で高いリターンを得ているファンドです。信託報酬2%前後。 - HSBC インド・インフラ株式オープン
インドのインフラ関連企業の株式に投資するファンドです。こちらもリターンはインデックスファンドより大きいですが、信託報酬が多く、リスクも大きくなります。
1. インデックスファンド、投資対象と特徴
Nifty50指数とはインドの代表的な株価指数で、ムンバイ証券取引所に上場する時価総額上位50銘柄で構成される。ほかにSENSEX(ボンベイ証券取引所の30銘柄)という指数もあります。
組み入れ上位銘柄(2024年時点)
- リライアンス・インダストリーズ(エネルギー・通信)
- HDFC銀行(金融)
- インフォシス(IT・ソフトウェア)
- TCS(タタ・コンサルタンシー・サービシズ)(IT)
- ICICI銀行(金融)
- Hindustan Unilever(消費財)
金融・IT・消費財など成長分野が多いのが特徴。日本で一般的な生活をしていても耳なじみのあまりない企業ですね。実際に調べても中々情報を得ることは難しいです。
2. パフォーマンス
- 直近5年間でのSENSEX指数の年平均リターン:約12〜15%
- 日本や欧州の市場より高い成長率


上記の図を見ていただくと高い成長率がみてとれると思います。そしてSP500よりも成長率では上回っています。その分ボラティリティが高いので短期的な投資には向いていないかもしれません。
3. 投資戦略とメリット・デメリット
メリット
✅ インドの成長に直接投資できる(人口増・IT・金融成長)
✅ Nifty50指数などのインデックスは過去20年以上右肩上がり
✅ 新NISAで積立可能&低コスト(i Free NEXTの信託報酬0.495%はインド系では低め)
デメリット・リスク
⚠️ ルピー安リスク(長期的に円換算では影響を受ける)
⚠️ 短期的なボラティリティが大きい(大きく下落することも)
⚠️ インド特化なので分散性が低い(他の市場と組み合わせが重要)
4. こんな人におすすめ!
- インドの成長に長期で投資したい人(10年以上の目線)
- リスクを取ってリターンを狙いたい人(ボラティリティあり)
- ポートフォリオの一部として新興国を入れたい人(全資産インドは危険)
結論:私の投資戦略
現在、私はemaxisのS&P500に毎月2万円積立投資枠で積立しています。また、日本株、米株、金、暗号通貨に投資をしています。どれも今後成長性を見込んだうえでの長期投資をしていますが、それとは別でインドにも魅力を感じ、投資をしたいと思い、iFreeNEXTインド株インデックスに1万成長投資枠で積立しています。こうやってみるとある程度リスク分散も効いており、バランスが取れているかなとも思っています。今後、インドの経済成長は高まっていくと予想されますが、マイナスも時期も出てくると思いますので、あくまでも長期投資で継続して投資を行っていくことが大事です。今回の皆さんの投資の参考になれば幸いです。今後は個別株についてもお話していきたいと思います。ではまた次回に(@^^)/~~~。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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