宇宙と株式 ~アルテミス計画とインテュイティブマシーンズ~ 人類の未来

米国株

どうも~playrockです。お久しぶりです。2月は会社の試験があり、それにプライベートはほぼ費やしておりブログを更新していませんでした。しかしそのおかげか、いい成績を残せそうです。まぁ給料にはあまり反映しなさそうですが( ̄ー ̄)

さて、皆さんは宇宙に興味がありますでしょうか。私はめっちゃあります。映画やマンガの好きなジャンルはSFで、インターステラーという映画はもう20回以上観ております。余談でした。人類はどこから来たのか、地球はなぜ出来たのか、なぜ生命活動できているのか。宇宙に関してどのくらいの知識を持ち得ていますでしょうか。そう、宇宙は広大でまだ5%も解明されておらず、それ以外はダークマター(暗黒物質)でおおわれています。でた、ダークマター。そそりますねぇ。

ちなみにChat GPTに聞いたところ、正確な数字はわかりませんが宇宙の大きさは太陽の630,000,000,000,000,000倍で、地球の69,000,000,000,000,000倍の大きさだそうです(・・;)

その地球という星の日本という島国の片田舎に住んでちまちまブログを記入している私なんかは、、、と色々中二病を発症しそうでここら辺で辞めておきますが、このように宇宙のスケールはとんでもなく大きく、常人は足を踏み入れることすらできません。

しかし!!

そんな宇宙に思いを馳せ、人類を地球外に導こうとする計画とそれを支える企業があります。将来的に人口増加により地球は人で溢れ、月や火星へ移住しなければならなくなる時が来ると識者は唱え、それを計画に移す段階に来ています。その計画とは!

アルテミス計画

アルテミス計画(Artemis Program)とは、アメリカ航空宇宙局(NASA)が主導する有人月探査計画です。アポロ計画以来となる人類の月面着陸を目指し、2020年代に複数回のミッションが計画されています。

目的

  1. 人類を再び月に送る
  2. 持続可能な月面活動の基盤を作る
  3. 月を拠点に火星探査の準備を進める

主なミッション

  1. アルテミスI(2022年11月実施)
    • 無人のオリオン宇宙船を打ち上げ、月を周回して帰還。
    • 実際の飛行データを収集し、将来の有人飛行の安全性を検証。
  2. アルテミスII(2025年予定)
    • 4人の宇宙飛行士を乗せたオリオン宇宙船を打ち上げ。
    • 月の周回軌道を飛行し、帰還する。(月面着陸はしない)
  3. アルテミスIII(2026年以降)
    • 1972年のアポロ17号以来、約50年ぶりの有人月面着陸。
    • 月の南極付近に着陸し、水資源を探査。
  4. アルテミスIV以降
    • 月面基地(Artemis Base Camp)の設立。
    • 月周回軌道に「ゲートウェイ(Lunar Gateway)」という宇宙ステーションを建設。

アメリカは近い将来に月面着陸、そこでの活動、そして生活を100年の間にそれを達成できるよう計画しています。そして、その計画を支えるのは言わずと知れたNASA、そして民間企業です。今回私が紹介するその企業はアルテミスⅠにて打ち上げと民間初の月面着陸を達成している企業です。

インテュイティブ・マシーンズ(Intuitive Machines, LUNR)

インテュイティブ・マシーンズ(IM)は、民間宇宙企業として初めて月面着陸に成功したアメリカの宇宙開発企業。NASAの**商業月面輸送サービス(CLPS)**の主要パートナーとして、月面探査、輸送、資源開発を手掛けています。YOUTUBEで着陸の様子もリアルタイムで放映したりもしています。

Intuitive Machines – YouTube

会社概要

  • 企業名:Intuitive Machines, Inc.
  • ティッカーシンボル:LUNR(NASDAQ上場)
  • 設立年:2013年
  • 本社:テキサス州ヒューストン
  • 事業内容
    • 月面探査機(ランダー)の開発・運用
    • 月への輸送サービス
    • ナビゲーション・通信技術の開発
    • 月面資源探査

主要プロジェクト

✅ Nova-C(ノバC)ランダー

インテュイティブ・マシーンズが開発した無人月面着陸機。NASAの**CLPS(商業月輸送サービス)**の一環として、月面輸送を行います。

IM-1ミッション(成功)

  • ランダー名:Odysseus(オデュッセウス)
  • 打ち上げ日:2024年2月15日
  • 打ち上げロケット:SpaceX Falcon 9
  • 目的
    • NASAの科学機器を月面へ輸送
    • 月の南極付近に着陸(燃料供給可能な氷の存在を調査)
    • 月面での通信技術・ナビゲーションの実験

このミッションは、米国企業が開発したランダーによる初の月面着陸として、歴史的な成功を収めました。

IM-2ミッション(2025年2月打ち上げ成功)→3/6 月面着陸するも横転(・・;)

  • 月の南極地域へ着陸し、氷の採取・利用技術を検証
  • Nokiaと協力して月面での初のセルラーネットワークの構築
  • Lunar Outpost社の商業用ローバー「MAPP」の展開
  • 日本の月面探査車「YAOKI」の搭載

上記案件は、着陸時に横転し、全て頓挫しました(-_-;)よって株価大幅下落、次回に期待です。

IM-3ミッション(2026年予定)

  • 月のレイナー・ガンマ(Reiner Gamma)と呼ばれる領域に着陸する予定で、より多くの機材を積み、長期間の月面滞在を目指すミッションです。

いやーIM-2のミッション失敗は大きな痛手ですが、NASAも多少は織り込んでいるでしょう。今後の動きに期待するとして、ここからは会社の強味や株価を見ていきましょう。


インテュイティブ・マシーンズの強み

  1. NASAとの連携
    • CLPS契約を獲得し、複数の月面ミッションを実施予定
    • アルテミス計画の一翼を担う
  2. SpaceXとの協力
    • SpaceXのロケットを利用して打ち上げを行っている。
  3. 商業宇宙開発のリーダー
    • NASA以外の民間企業向けにも月面輸送を提供

株価と投資の視点(2025年3月時点)

LUNRは2023年2月にSPAC(特別買収目的会社)を通じてNASDAQに上場しました。しかし株価はミッション成功の影響で大きく変動しやすい銘柄です。

  • 時価総額:13億672万128ドル
  • 時価総額(円ベース):1,944億4,648万8,647円
  • PER(実績):-倍
  • PBR(実績):-2.28倍
  • ROE(実績):-%
  • 配当利回り:-%

損益計算書(2023年12月期):

  • 売上高: 7,952万1,000ドル
  • 営業利益: -5,623万7,000ドル
  • 税引前利益: 1,506万2,000ドル
  • 当期利益: 5,705万3,000ドル
  • 1株当たり利益(EPS): 3.43ドル

貸借対照表(2023年12月期):

  • 総資産: 8,590万8,000ドル
  • 自己資本: -2億3,508万1,000ドル
  • 自己資本比率: -273.64%
  • 1株当たり純資産(BPS): -11.18ドル
  • 有利子負債: 802万5,000ドル

うーん、完全なる赤字で債務超過してますね~。今後事業継続にはさらなる資金調達が必要ですが、宇宙事業は軌道に乗るまでが難しいのは投資家の人もわかっていると思うのであとはミッション成功がカギを握りますね。つまり、今度のミッションが失敗すれば。。。

株価の特徴

低価格でボラティリティ(変動幅)が大きい

NASAの契約獲得やミッション成功で急騰する可能性

収益化には時間がかかるため、長期的な視点が必要

リスク

ミッション失敗の影響が大きい

商業宇宙市場がまだ成熟していない

他の企業(Astroboticなど)との競争

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ここ最近までの株価の動きです。2024年末にトランプ大統領当選したタイミングと、就任のタイミングで株価が上がっており、その後下落しています。まだ株価は低いですがボラティリティがあり、ハイテク株と似たような値動きをするのが宇宙関連株の特徴でもありますね。

追記:2025年3月の月面着陸失敗により、株価は6ドル台まで下落しました。私もかなり含み益がなくなりましたが、SF好きとして長い目で見て行きたいです。

まとめ

本日はアルテミス計画とインテュイティブマシーンズについて紹介しました。いや~宇宙にはロマンが詰まっていますね!そしてこの会社の株に関してもロマン株です!!!これは男の夢!!!PERとかROEで語るのが逆にナンセンスな株です!皆さんもインテュイティブマシーンズと一緒に投資という未知への探索を進めていこうではないですか(よし、うまくまとめられた~)

次回は、同じ宇宙関連株の会社を紹介できればと思います。では~。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください

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